プルプル肌の例えに使われる「赤ちゃん肌」の誤解
スキンケア化粧品の一種の謳い文句でもある「赤ちゃん肌」という言葉、
「ぷるっぷるの赤ちゃん肌に!」
とか、
「潤い溢れる赤ちゃん肌に!」
といったフレーズをよく見かけますが、
当サイトでも紹介している赤ちゃんのお肌の特徴を知れば、
それは間違いだということがお分かり頂けると思います。
赤ちゃんのほっぺはモチモチしています。
弾力性もあります。
それは確かです。
赤ちゃんの方が大人に比べて真皮などにあるコラーゲン組織の量が多いとされています。
コラーゲンの量は年齢を重ねるにつれて減少していきますので、コラーゲン量の多い赤ちゃんのお肌は弾力があるというのは確かです。
実際、ふっくらしたほっぺは赤ちゃんの特徴ですよね。
そして、赤ちゃんのお肌はキメも細かいです。
ですが、保湿や潤いを表す、「プルップル」や「みずみずしい」といった表現は完全に誤解です。
赤ちゃん肌はカサつきやすいお肌
赤ちゃんのお肌はどちらかというと乾燥肌ぎみです。
皮膚が大人の半分以下の薄さのため、角質層が含んでいる水分量が少なく乾燥しやすくなっています。
だから赤ちゃんのお肌が潤い溢れるというのは逆に珍しいくらいなのです。
赤ちゃんのお肌は大人のお肌と違って未熟な状態で、月齢によって皮脂分泌が多すぎたり、少なかったりと不安定、油分が少ないとお肌の潤いが失われやすいため乾燥しやすくなります。
生まれたばかりで化粧も紫外線といった汚れを知らないピュアな赤ちゃんのお肌が日々の化粧や紫外線、ストレス、生活習慣の乱れなどで疲れ切った大人のお肌からすれば羨ましいのはわかります。
ですが、実際にはよーく赤ちゃんのお肌の表面を見て頂くとお分かり頂けると思いますが、お肌が潤っている感じはあまりしないと思います。むしろ、ママの方が瑞々しいお肌をしていると思います。
赤ちゃん肌という言葉はあくまでもそういった理想的なお肌のイメージとして使われているので、それはそれでいいのですが、ご自身がママになる際には、みずみずしくて理想的なお肌を持つ赤ちゃんにスキンケアは必要ない!と思わずに是非必要なスキンケアをしてあげてください。
赤ちゃんの乾燥しやすいお肌にとって必要なケアをしてあげるためには、使用するベビーソープやベビーローションなどの選び方がとても重要となります。
ベビーソープもベビーローションもどれも同じではありません。
赤ちゃんのお肌にとって最適なベビーソープやベビーローションを選んであげましょう。
スキンケアによって「プルップル」で「みずみずしい」お肌に導いてあげましょう。