お肌への優しさとも関係する配合成分数
ベビーソープのお肌への優しさを考えると配合成分の数が少ない、なるべくシンプルなベビーソープがおすすめです。
配合成分が多くなると一つ一つの成分が低刺激なものであっても、それだけお肌に合わないという可能性が増えてきます。
つまり、成分に対するアレルギー反応が起こることもあるということです。
例えば、成分でのアレルギー問題で注目を浴びたのが加水分解コムギです。
これは小麦由来の成分で、小麦にアレルギーを持つ方の場合、肌トラブルを起こしやすくなります。
かといって配合成分数がシンプル過ぎて保湿力があまりないというのも赤ちゃんのお肌にとっては十分なケアができているとは言えませんので、考え方としては余分な成分を使用していないベビーソープがおすすめということになります。
この場合の余分な成分というのは贅沢な美容成分などです。
必要以上に美容成分をつぎ込むよりも、必要なだけに抑えて成分数を少なくするというのがベビーのためには理想的です。
ベビーソープを販売しているメーカーさんがベビーソープにわざわざ余分な成分を入れているのかといいますとメーカーさんとしては必要な成分であり余計な成分など入れていません!という考えだと思います。
例えばプラセンタやビタミンC誘導導体、EGF成分といった美容成分が贅沢過ぎるほど入っているというのは悪いことではないですが、赤ちゃんのお肌のケアとしてのベビーソープにはあまり必要がないように思います。
低刺激、適度な洗浄力、充分な保湿力のあるベビーソープがベスト
配合成分は少ないほうがいいとはいえバランスもとても大切です。
赤ちゃんのお肌にとって一番オススメと言えるベビーソープは
「とにかく低刺激な成分を使用していること」
「赤ちゃんのお肌を清潔に保つための適度な洗浄力があること」
「赤ちゃんのお肌をしっとりさせる保湿力があること」
これら3つのポイントをクリアしているベビーソープです。
それら3つのポイントをバランス良く、できる限り少ない配合成分でクリアしているベビーソープが理想的なベビーソープだといえます。
ベビーソープ選びの際にはまず全成分がお肌に負担の少ない成分を使用しているか、洗浄成分は低刺激でマイルドな洗い上がりの成分であるか、保湿成分はセラミドやヒアルロン酸、PCA-Na、アミノ酸、ミネラルなどお肌に馴染みやすい成分を使用しているかなどをチェックしましょう。
そのうえで、絞ったベビーソープの候補の中でできる限り配合成分数が少ないシンプルなものを選ぶようにしてはいかがでしょうか?