シンプルだけど基本が大事
赤ちゃんの肌トラブルがなぜ起こるのか？
最も初歩的といえる疑問ですが、これってとても大切なことですよね。
どうして肌トラブルが起こるのかもわからずに、
肌トラブルを予防したり、改善したりといったことが本来ならばできるはずもないからです。
わかっていないのに良くなったという場合はたまたま良い結果につながっただけ、つまり運が良かったと思ったほうがいいのです。
とはいっても赤ちゃんの肌トラブルの原因をピンポイントで突き止めることは素人である私たちには難しいことでしょう。
だいたい、何か一つのことだけが原因となっているという証拠もないわけです。
では赤ちゃんの肌トラブルの原因として考えられることはどのようなことがあるのでしょうか？
思いつく肌トラブルの原因とは？
特に何も問題がなければ肌トラブルが起こらないとするなら、何か原因があって、その反応としてトラブルが起こっているはずです。
例えば、栄養不足と保湿ケア不足によって赤ちゃんのお肌に乾燥が起こり、それに伴う肌トラブルへとつながる。
といったパターンや、他にも、
皮脂が原因で起こる『新生児ニキビ』や多量の汗が原因による『汗疹（あせも）』、おむつとお肌の擦れとおむつ内の環境悪化による『おむつかぶれ』など赤ちゃんのお肌への刺激となるものが色々と潜んでいます。
赤ちゃんの肌トラブルの原因もまずは大きく3つに分けれると思います。
まずは、直接的とも言える「外からのお肌への刺激」そして、「お肌そのものを作り出す体の内側の環境」、3つ目は「アレルギー」ですね。
外からのお肌への刺激…汗、皮脂、紫外線、衣類やタオルによる摩擦、化粧品、洗濯物に残留した洗剤、物との接触
内側の環境…睡眠不足、栄養不足、ストレス
アレルギー…ダニ、カビ、食物アレルギー、花粉
このような感じに原因を分けられると思います。
こういった原因となりえるものをどれだけ排除できるか、またはお肌への負担をどれだけ減らすことができるかが赤ちゃんの肌トラブル予防や改善には大切となってきます。
何となくでも汗疹なら汗に気を付けますし、ニキビなら皮脂に気を付けます。おむつかぶれならおむつに気を付けますよね。
それは汗疹の原因は汗、ニキビの原因は皮脂、おむつかぶれの原因はおむつ内環境にあると乳児湿疹の名称からなんとなくわかるからです。
原因がわかれば対処ができる。わからなければ対処のしようがない。
とてもシンプルですよね。
ですが、実際には原因がわかりにくい乳児湿疹もあります。
洗濯物に残っていた洗剤による湿疹と接触性湿疹では区別が難しいかもしれません。
そんな場合でも原因となりえることさえ把握していれば消去法で原因を特定していくことも可能になります。
そもそも洗剤が原因になるとか、物に接触するだけで湿疹になりえるということを知らなければ疑いようもありませんよね。
赤ちゃんの肌トラブルはどうして起こるのか、何が原因となるのかについて情報収集されることをおすすめします。
