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実際のところどうなの?赤ちゃんのアトピー性皮膚炎は増えている?

更新日:2016/02/18

アトピー性皮膚炎の推移

厚生労働省が発表している1992年~2002年の10年間における小学生のアトピー性皮膚炎の有症率の推移ではアトピー性皮膚炎の有症率は減少しています。

ということはアトピー性皮膚炎の赤ちゃんが増えているというのはウソ?
と思われるかもしれませんが、あくまでも対象者が小学生です。

アトピー性皮膚炎の年齢別の有症率を見てみると、
生後4か月が12.8%
1歳6ヶ月が9.8%
3歳が13.2%

となっており、小学生よりも低年齢である乳幼児の時期の有症率が多いのです。

乳幼児のアトピー性皮膚炎の有症率は10年で約2倍になっているといわれています。

赤ちゃんのアトピー性皮膚炎が増えている理由

赤ちゃんのアトピー性皮膚炎の増加理由についてははっきりとはしていません。

アトピー性皮膚炎はアレルギーを持つ親からの遺伝も関係しているとされていますので、アレルギーを持つ親が増えてきたからかもしれません。

もっと昔だとアトピー性皮膚炎はもっと少なかったとも聞きますので、
長い時間をかけて変化してきた食生活や化粧品などの影響もあるのかもしれません。

ジャンクフードも最近の話題としては、長い間放置していても腐らないなどが問題となっていますし、ヘアブリーチが流行した際には頭皮へのカラー剤の浸透なども取り上げられていました。

実際のところ明確になっていることはあまりありませんが、食べてきたものや使ってきた化粧品による影響なども多少なりともあるのではないかと思います。

アトピ性皮膚炎の発症率を低下させる方法は新生児期からの全身保湿?

2014年に国立成育医療研究センターによって発表された研究結果によると、産まれてすぐの新生児期から全身に保湿剤を塗るというケアをすることによって乾燥した部分にだけ保湿剤を塗っていた赤ちゃんに比べアトピー性皮膚炎の発症率が低かったとのことです。

どれくらい低下したかといいますと、30%減だそうです。

保湿剤というのはお肌のバリア機能をサポートしてくれますので、毎日乾燥を防ぎ、バリア機能の強化のために全身に保湿剤を塗ることが効果的だということは理解できます。

バリア機能が低下するとアレルゲンなどが侵入しやすくなってしまいますので、赤ちゃんのお肌が特に乾燥していなくてもしっかりと保湿ケアをしてあげる方が良さそうです。

実験ではワセリンが使用されたようですが、ワセリンは油分なので、ベビーローションのような水分と油分を補う保湿ケアであれば、もう少し効果が期待できるかもしれないとのことでした。

ちなみに、妊娠中のママがアレルゲンとなりやすい食べ物を食べないようにすることはアトピー性皮膚炎の発症率に影響を与えなかったようです。
つまり、好きな物を食べていいということですね。
ですが、妊娠中は栄養バランスが大切なので、バランスの良い食事を心掛けましょう。

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