肌トラブルが起こらないことが意味すること
肌トラブルが起こると、
「あっこの化粧品は私の肌に合ってないんだぁ」と思い、違う化粧品を探す方が多いと思います。
トラブルがないと多くの人はお肌に合っていて、低刺激なんだと思ってしまいがちですが、
実は肌トラブルがないこととお肌に優しいことは全くの別問題です。
確かにお肌への負担や刺激が強く肌トラブルとなるケースも多いのですが、
肌が弱い人もいれば、丈夫な人もいますので、
人によってはお肌に負担が掛かっていてもすぐにトラブルなどの症状が表れない場合も多いのです。
肌トラブルが起こらないならいいのでは?
トラブルもなく使えてるんだからいいじゃないの?
今問題なければオッケーというのであれば、それでも良いと思います。
ですが、自分ではそれが原因と結びつかない将来に今の化粧品が影響を及ぼしている可能性はゼロではありません。
肩凝りが慢性化してひどくなると肩が凝っているかどうかがわからないという感覚のマヒ状態になったりしますが、化粧品でもそういったことは起こりうるかもしれません。
今は大丈夫。でも将来は?
特にスキンケアというのはデイリーケアの積み重ねが年を重ねるにつれて
見た目に違いをもたらします。
やみくもにケアをしたらよいわけでもなく、
今のお肌の状態に適切なケアを続けることで健やかな状態を保つことが大切です。
乾燥、ヒリヒリ、湿疹、ニキビ、ニキビ跡そういったことを繰り返し、
お肌の状態を悪化させていくのか、
それとも、お肌の状態を若返らせるわけでも、特別なケアをするわけでもなく、ただ健やかな状態を維持するために必要なケアを続けるのか、
早い方なら、1ヶ月くらいでその違いは実感できますし、
10年後のお肌の状態にはパッとみて気付くほどの違いが生まれていることでしょう。
病気の場合でも痛みとか症状が現れてくれた方がすぐに対処できていいですよね?
何も自覚も症状もないのに、知らぬ間にどんどん進行する病気が一番怖かったりします。
お肌もトラブルがないからといって、
優しいケアをしていると思い込むのは良くありません。
むしろ、刺激などに反応して、湿疹などの症状がでるほうが対処しやすいと言えるかもしれません。
日頃使っている化粧品は本当にお肌にとって優しい化粧品なのだろうか?
一度成分などを調べてみるのも良いかもしれません。