母乳を与えていて赤ちゃんに湿疹ができることがある!?
母乳で育てていると赤ちゃんのお肌に湿疹ができた!というお話しを聞いたことがあります。
何をしても湿疹が治まらなかった赤ちゃんが母乳からミルクに変えたら湿疹がなくなっていったという例もあるようで、実際にbefore、afterの写真を見たこともあります。
こういった事例はどういうことを示しているのでしょうか?
母乳が赤ちゃんにとって良くない?
ご安心ください。
もちろんそんなことはありません。
母乳育児というのは栄養面だけでなく、赤ちゃんの免疫力を高めるためにも大切なことです。
それなのに母乳によって湿疹ができることがあったりなかったりするのはなぜでしょうか。
お肌は体の一部なので食べた食事の栄養によって状態に影響がでます。
それと同じく、母乳はママの体内で血液から作られますが、血液に含まれる栄養というのはママが食べた食事の栄養によって異なります。
添加物ゼロな生活は現代ではなかなか難しいのが現実です。
普段意識せずに食べている食事によって体内に入った添加物などは少しずつ体内に蓄積されていきます。
よく運動をする方であれば、体に溜まった毒素も排出できたりしますが、
添加物の多い食事ばかりしていて運動などをせず毒素がたまっていく一方な方の場合、作られる母乳にも影響がでます。
もちろん個人差はあります。
人によって添加物の多い食事をしていても上手に排出できる人もいれば溜まりやすい人もいると思います。
重要なことは母乳はママの食事によって影響を受けるということです。
赤ちゃんにとっての食事である母乳の質はママ自身の食事内容次第だということをよく認識しておくことが大切です。
ママも良い食事バランスを心掛けましょう
何も思い当ることがないのに赤ちゃんの謎の湿疹が治まらない。
そんな場合には母乳から粉ミルクに変えてみたり、ママ自身の食事を見直してみるのが良いかもしれません。
食事を見直してもすぐに変化は表れないと思います。
時間が掛かります。
良いものを摂り入れて悪いものは出すということを続けながら体の状態を作りかえる必要があります。
運動をして汗をかいたり、入浴時には湯船に浸かって汗を流したりといったことも同時に行うことをおすすめします。
赤ちゃんの湿疹は悪いものを出そうとしている反応である場合もあります。
お肌に刺激を与えていると湿疹が出やすくなるのも、お肌が刺激を受けいるということを湿疹という症状で知らせてくれているともいえるかもしれませんね。
赤ちゃんだけでなくママも健康的に毎日を過ごせれば良いですよね。
赤ちゃんの食事である母乳のためにママ自身が食生活を改善するというのは赤ちゃんにとってもママ自身の健康にとっても良いことですよね。