スキンケアの基本
ベビースキンケアについての部分でも同じことをお伝えしていますが、
お肌をケアするにおいてもっとも大切なことは「お肌を清潔に保つこと」です。
お肌を常に綺麗な状態に保つことはお肌のケアの一番基礎（ベース）の部分となります。
※基礎なので欠かすことはできません。
スキンケアというのは何かを治すというものではありません。
何かお肌のトラブル（ニキビや湿疹、シミなど）があってそれを治すのはお薬（医薬品）です。
でも美白化粧水ってあるじゃないの？と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、
美白化粧水というのは医薬部外品です。それ以外で美白は謳えません。謳っている場合は…残念。
医薬部外品は有効成分に限って効果が認められています。
化粧品を使用して今すでにできているニキビや湿疹などを治そうと思っているならば大間違いですよ！
ではスキンケアとは何なのかといいますと、お肌にとって不足しがちなものを補うケアです。※簡単にいうと弱ったお肌の栄養補給的なものです。
例えばお肌が乾燥肌の場合はお肌に潤いと保湿が足りていないということです。
その場合は潤いと保湿のケアが必要となります。
お肌が敏感肌の場合だと、お肌のバリア機能が失われ刺激に過敏な状態なので、前提としてお肌への刺激の少ないケアが必要です。
ただし敏感肌の場合は同時に乾燥肌であったりもするので潤いケアなども必要な場合もあります。
また、脂性肌というお肌の表面が皮脂でテカテカしている肌質もありますが、多くの場合はインナードライといった表面はテカテカでもお肌自体はカサカサに乾燥していることが多いのです。皮脂の過剰分泌の原因の多くもお肌の乾燥からきていることが多いので、脂性肌の方はお肌への潤いケアが必要なケアとなります。
スキンケアで肌トラブルが治る理由
それでも化粧品を変えたら肌トラブルが改善された！ということありますよね。
さっきまでの話だと、湿疹やニキビなどは化粧品で治すことができないんじゃないの？と思ってしまいますよね。
では、どうしてそういうことが起こるのかといいますと、
今できている肌トラブルが化粧品による刺激によって起こっている場合、化粧品の刺激がトラブル原因となっているので、その化粧品による刺激が軽減されれば、お肌へのダメージも軽減され、お肌は本来の力を取り戻していきます。
それによってお肌の状態がよくなり、お肌自身の力で肌トラブルを改善したということになります。※健康的なお肌は自力でトラブルをなんとかできるものなのです。もちろん限度はありますが。
お肌の状態を良くするにはお肌が本来の健やかな状態でいられるようにサポートすることが大切です。スキンケアはそのサポートの役割です。
