どんな肌質の方であっても行うケアが「洗うこと」
赤ちゃんであろうと、大人であろうと、お年寄りであろうと頻度は違うにしろあらゆる方が行うお肌のケアが「洗うこと」です。
この洗うということはお肌にトラブルを抱えていようと全くトラブルなく健やかなお肌であろうと皆さんが行うケアです。
どんな方であっても行うケアなので「洗うこと」はスキンケアにおいて最もベースとなることです。
極端なことをいうと、お肌にトラブルもなく潤いもある健やかなお肌の方であれば余計なケアをするよりもただ毎日お肌の汚れを落とすために洗うだけでいいわけです。
とはいいましても、健やかなお肌を常に保つことは大変なことです。食生活や生活習慣、ストレス発散、運動など日々の生活において注意しなければならないことは非常に多く、多くの人は常にバランスの良い食事を摂れたり、十分な睡眠を取れたり、ストレスを抱えずに生活したりといったことは難しいと思います。
そもそも女性の場合ではメイク自体がお肌への負担となるため、お肌に負担を与えたくなくても与えてしまう機会が多いと思います。
栄養不足や睡眠不足、ストレスによって弱ったお肌(お肌自体もバリア機能も)を本来のお肌の状態へと導くために潤いが足りなければ化粧水や美容液を、潤いを逃がさないための保湿力が足りないのであれば乳液をといった基礎化粧品でケアしてあげます。
お肌の元は体なので体にとって良くないことが続けばいくら外から基礎化粧品でケアをしてもお肌の状態を健やかに保つことは難しいでしょう。
これらのスキンケアのベースとなる「洗うこと」はとても重要で、
多くの方は毎日、女性であれば1日に2回は洗顔をする方も多いと思います。
毎日毎日行うケアであり、少なくても洗うことはお肌への負担ともなる行為です。
なら水だけで洗ったらいいのでは?
確かに水だけならお肌への刺激はほぼないでしょうが、皮脂汚れなどは肌に残ったままとなります。皮脂が酸化して肌トラブルの原因になりかねません。※水だけでも実際は水道水には塩素などが使用されていますので、刺激がないわけではありません。
洗うことを見直してみる
洗うことは避けては通れないケアなのです。
その洗うという行為におけるお肌への負担をなるべく減らすようにするか、しないかが日々の積み重ねで数か月後、数年後とお肌の状態に差が出てきます。
乾燥だけなら基礎化粧品で補うこともできるかもしれませんが、お肌へのダメージは蓄積されてしまいます。
基礎化粧品にばかり目がいきがちになりますが、根本的に洗うということを見直すのがお肌の状態を健やかに導くためにはとても大切なことです。
大人の皆さんはもちろんですが、できれば赤ちゃんの頃から低刺激で保湿力の高い洗浄料(シャンプー、洗顔、ボディソープ)でお肌の手入れをすることをおすすめします。