タオル選びの重要性
タオルは育児中にはとてもお世話になる便利なグッズです。
赤ちゃんのヨダレを拭き取ったり、お風呂上りの体を拭いたり、おくるみ代わりにしたり、沐浴の際に使用したりなど、色んなシチュエーションで活躍してくれます。
そんなありがたいタオルですが、
赤ちゃんのお肌に触れるタオルはなんでも良いといいわけではありません。
どのようなタオルを選ぶかがとても大切になります。
どうして赤ちゃんに使うタオル選びが大切かといいますと、
タオルの硬い、柔らかいが摩擦による刺激を大きく左右するからです。
皮膚が大人の半分以下の薄さである赤ちゃんのお肌を
大人なら気持ち良いと感じるくらいの硬いタオル(ホントは大人でも肌に良くない)でゴシゴシこするとお肌への刺激はとても強く、肌トラブルにつながりかねません。
だからこそ、柔らかい素材のタオル(できればオーガニック素材)がおすすめとなります。
絶対にオーガニック素材でないといけないかというとそんなこともありませんが、化粧品のオーガニックとタオルのオーガニックでは意味が違います。
化粧品のオーガニックは配合成分の中にオーガニック認証成分が使われていればオーガニックと謳えますが、タオルの場合はオーガニック認証を受けるためには、綿を栽培する際に厳しい条件があります。
綿という素材が商品に直結するタオルはオーガニックであるかどうかが品質面に直接影響を与えます。
もちろん、オーガニックではなくても、タオルの製造工程における薬品の使用などに配慮し、赤ちゃんでも安心して使える品質レベルのものもたくさんあります。
要するにタオルの柔らかさと品質がタオル選びでは重要ということになります。
柔らかいタオルであってもゴシゴシこすらない
赤ちゃんをお風呂に入れたあとに全身を拭いてあげる際に、
オーガニック素材の柔らかいタオルだからといってゴシゴシ拭くのも禁物です。
体を包みながらポンポンと水を吸い取ってあげるように拭いてあげましょう。
そんな甘やかすようなことよりも、
寒風摩擦ばりにゴシゴシした方が丈夫な肌の子に育つんじゃないか!?
と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、
お肌をゴシゴシと刺激し続けると皮膚が刺激に対抗すべく厚くなります。
大人でも足のかかと部分などの皮膚って分厚くなりますよね。
なので、生まれ持った肌質を変えることはできないとしても、
生まれ持った肌質でいられるようになるべく不要な刺激は与えないようにする方が健やかお肌を目指す場合は良いのです。
スキンケアは赤ちゃんの頃から始めた方が良いと言われる理由もそこにあります。
特別なことをする必要はありませんが、
お肌が健やかな状態でいられるように化粧品なら保湿と低刺激を意識し、
タオル選びは柔らかい素材を選ぶ。
といった対応を早い段階から始めることがおすすめです。