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赤ちゃんへの衛生面の過保護はあまり良くない!?

更新日:2016/03/04

赤ちゃん時期は抵抗力や免疫力を身に付ける大事な期間

赤ちゃんは生まれて成長していくにあたって、空気中の菌などに触れて免疫力などを備えていきます。

大気汚染でもあるPM2.5のような人工的な悪質な空気の汚れに触れさせる必要は全くありませんし、そういった害以外の何ものでもないものはむしろ避けるべきですが、あくまでも正常な空気中に浮遊している様々な菌などへの抵抗力は身に付ける必要があります。

農業をしている人は花粉症になりにくいという話も耳にしますが、
耐性の違いはやはりあると思います。

抗菌・殺菌ということが当たり前の時代になってきていますので、
空気清浄機などがよく売れています。

ですが、無菌に近づけることは必ずしも良いこととは限らないように思えます。

花粉症は現代病?

今でこそ、花粉の季節になれば、町中がマスクを付けた人だらけになりますが、
20~30年前にそのような光景はありませんでしたよね?

風邪でマスクを付けることはあっても、
花粉対策でマスクをつけるような習慣はあまりありませんでした。

そして、正確な統計を取ったわけではありませんが、
おじいちゃん・おばあちゃんの方が花粉症が少ないような気がします。

お年寄りよりも、若い世代に花粉症で悩む人が多い傾向であるように感じるのは、
やはり、抗菌・殺菌・除菌といったアイテムの増加。
空気清浄機などの普及などと無関係ではないように思います。

既に花粉症などで家の中で花粉に悩まされたくないとか、
そういった理由があっての空気清浄機などであれば良いと思いますが、
子供に空気中の菌に触れさせないという目的などであれば、やりすぎは子供のためにならないように思います。

今は砂場で遊ぶ子供なども少なくなってきていますが、
自然と触れる機会というのもとても大切だと思います。

川遊び、砂遊び、木や花、土などに触れる経験を小さい頃にして、必要な抵抗力・免疫力を付けさせてあげることも育児の一環ではないでしょうか?

アトピー性皮膚炎予防に全身保湿ケアを!

2014年に国立成育医療研究センターによって発表された研究内容によると、新生児期から全身に保湿剤を塗ることでアトピー性皮膚炎の発症率を低下に役立ったとのことです。

その低下率はなんと30%ということです。

これはすごい発見ですよね。

簡単にいうと、産まれてまもない新生児の頃から全身を保湿剤で保護することによってアレルゲンの侵入を防ぎ、アトピー性皮膚炎が発症しにくくなるということです。

でもそれって上記の自然に触れましょう、抵抗力をつけるために無菌はやめましょうという内容と矛盾しているんじゃ?
と思われるかもしれません。

ですが、矛盾はしていないと思います。

新生児というのは大人の健やかなお肌の方であればお肌を守るために機能するお肌のバリア機能が未熟な状態です。

お肌のバリア機能というのは主にお肌の潤いと油分によって機能しています。

新生児はこのバリア機能が未熟、つまり、潤いを保持できなかったり、油分が不足したりして不安定なお肌の状態というわけです。

つまり、本来はしっかりとバリア機能が働けば防げるものを防ぐことができない可能性が高いのが赤ちゃんのお肌というわけです。

だからこそ、お肌のバリア機能をサポートするためにベビーローションのような保湿剤を用いて保護してあげることによってアレルゲンの皮膚への侵入を防ぎアトピー性皮膚炎の発症率を低下させてくれるのではないでしょうか?

最初の話でいうと、空気中を無菌にする。これはお家の中など室内であれば可能かもしれませんが、外気までも無菌にするのは不可能です。

外に出ずに、ずっと家の中で暮らせるならそれでもいいのかもしれませんが、そうでないなら、外気に含まれる菌などへの抵抗力は持っていた方がいいですよね。

反対に、お肌が本来持っているバリア機能が未熟な状態の赤ちゃんの時期は全身保湿ケアによって保護してあげることは必要なケアだと思います。

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