赤ちゃんの肌トラブルの原因は1つではない!?
乳児湿疹のような赤ちゃんの肌トラブル予防について考えるうえで、原因について把握することはとても大切なことです。
原因があるから肌トラブルが起こるわけなので、肌トラブルを予防するには原因を取り除くことが大切です。
例を挙げてみますと、
例えば、汗疹の原因は汗まみれな状態が続くことです。
汗なくして汗疹はできないわけです。
ニキビに関しても、皮脂が毛穴に詰まりそこにアクネ菌が繁殖することが原因となりますので、皮脂がなくてはニキビができないわけです。
汗疹やニキビなどの乳児湿疹の場合は原因が一つであり、特定も容易なケースですが、
赤ちゃんのお肌のトラブルは他にもいろいろあります。
そして、原因が必ずしも1つとは限りませんし、
原因だと思っていること以外に原因がある場合だってあります。
原因が他にあるにも関わらず、他の原因をケアしようと頑張っても赤ちゃんの肌トラブルはなくならないわけです。
例えば、ベビーソープやベビーローションを変えたら乳児湿疹が治まったという話はよく聞きます。
我が子の乳児湿疹ケアのためにベビーソープやベビーローションを変えてみるというのは良いことだと思います。
もちろん、選ぶ際にはポイントを押さえた選び方が大切となりますが、赤ちゃんのお肌に優しいベビーソープやベビーローションを選んであげて様子を見ます。
それでも我が子のお肌の状態が一向に良くならない。
そんな場合は再度ベビーソープやベビーローション選びをするより、他の原因を考えてみる必要があります。
洗濯洗剤を見直してみることも大切
他の原因を考えるうえの一つとして「洗濯洗剤」があります。
赤ちゃんの肌に触れる衣類やタオルなどを洗う洗濯洗剤。
見落とされがちですが、洗濯洗剤の成分が赤ちゃんのお肌への負担となっているケースは多くあります。
衣類やタオルに洗濯洗剤の成分が残留してしまっていて、それが赤ちゃんがかいた汗などで溶けだしてお肌に刺激を与えたりしてしまいます。
つまり、洗濯洗剤選びも注意しなければならないということになります。
では、洗濯洗剤選びの際に気を付けたいポイントをご紹介します!
それは、「生分解性の高さ」です。
生分解性というのは微生物によって無機物に分解される、されやすさを表しています。
生分解性が高いほど分解されやすいということになります。
生分解性についてちゃんと説明されている洗濯洗剤もありますので、探してみると良いと思います。海へ…やグリーンモーションの洗濯洗剤は生分解性が高いのでおすすめです。
そして、2つめのポイントは蛍光剤や漂白剤など成分が残留するとお肌への負担となる成分が入っていない洗濯洗剤を選ぶことです。
蛍光剤や漂白剤は衣類をより白く見せてくれたりしますが、お肌への影響を考えるとおすすめできません。
3つめのポイントは洗浄成分比率が高いものは避けるということです。
洗浄成分の配合率が多ければそれだけ泡切れも良くありませんので、20%前後の配合率くらいのものが良いと思います。
他にも竹炭の洗浄力を利用した洗剤などもありますので、色々と探してみると良いのではないでしょうか?
今回は洗濯洗剤が乳児湿疹の原因となる場合もあるということでご紹介しましたが、赤ちゃんの肌トラブルの原因は他にも色々とありますので、知識として身に付け、赤ちゃんのお肌をトラブルから守ってあげましょう。