赤ちゃんの立場になって同じ目線で考えると必要なケアがわかる
これはベビーのお肌というよりは育児全般においていえることですが、赤ちゃんの立場で同じ目線で考えてみるということはとても大切です。
ママやパパが育児において何かを判断する際の判断材料ともなります。
新生児は話すことができません。
でも例えば赤ちゃんの立場になって体中かゆみを伴うブツブツがいっぱいならどう思いますか?
自分が赤ちゃんの立場なら掻きまくること決定です!
痒いと掻いてしまうものです。
起きている時なら意識的になんとか我慢できても、寝ている間に無意識に掻きむしって朝起きると血が出ているなんて経験もあるのではないでしょうか?
もし、赤ちゃんのアトピーがひどいとしたら、どのように対応しますか?
絶対にステロイドは使いませんか?
それともステロイドを使ってかゆみを抑えてあげますか?
もし自分が赤ちゃんだったら、とにかく痒みを抑えて欲しいかもしれません。
ステロイドは薬ですし、使い過ぎが良くないことはわかります。
使わずに症状がすぐに治まって痒さから解放させてあげることができるならそれがベストです。
でもアトピーの特徴として、長引くということが挙げられます。
治ったと思ってもまたできるという繰り返しがアトピーの特徴の一つです。
もちろんどうするのか選択するのはママやパパです。
でもなかなか悩んで答えを出せないこともあると思います。
そんな時は自分が我が子の立場なら、どうしてほしいかを考えてみるのも解決の糸口となるかもしれませんね。
肌トラブルが起こった場合はまず治療が先決!
アトピーの場合は長期戦となることが多いので、お医者さんや家族内での話し合いも必要ですが、汗疹やニキビなどの乳児湿疹のような肌トラブルが起こった場合は適切なスキンケアも大切ですが、先に炎症やかゆみ、痛みなどを緩和するための治療が先決になります。
ベビーソープやベビーローションなどをより良いものに変えてあげることはトラブル予防のために必要なことですが、できてしまった乳児湿疹を解消するものではありません。
先程も言いましたが、痒かったら掻き毟って症状が悪化したり、炎症も放っておくと化膿してしまったりなど現状よりも悪化して治療に時間が掛かってしまうことがありますので、まずは早く炎症や痒みなどを解消してあげることに専念しましょう。
その方が結果的に早くお肌の状態が良くなりますし、それと合わせてより良いスキンケアを心掛けることで乳児湿疹の再発予防につながります。