ちょっとした外部からの刺激にも弱い赤ちゃんのお肌
赤ちゃんのお肌は大人のお肌よりも皮膚が薄い分、ちょっとした外部からの刺激にも敏感で繊細なデリケートなお肌です。
そこで気を付けるのはとにかくお肌に優しい化粧品を使うことです。
赤ちゃんのお肌に使用する化粧品としては、お肌をきれいに洗う為に必要なベビーソープ、乾燥気味な赤ちゃんのお肌をしっとりと保湿するベビーローション、ベビーオイル、ベビークリーム、最近では赤ちゃんの紫外線対策も注目を浴びているので赤ちゃんのお肌のUVケアなどがあります。
これらを選ぶ時にこそ「お肌への優しさ(いたわり)」を意識して頂きたいです。
ベビーソープは洗浄成分で選ぶ
ベビーソープのような洗浄系の化粧品の場合は全ての成分がお肌に優しいにこしたことはありませんが、特に洗浄成分が一番大切ですし、ベビーローションなどのような保湿スキンケア化粧品やUVケアを選ぶ際には成分全体のお肌への刺激を確認すべきです。
ベビーソープにおすすめの洗浄成分としては、ラウラミドプロピルベタインやコカミドプロピルベタインのようなベタイン系と言われる赤ちゃんシャンプーなどによく使用される成分や、ココイルグルタミン酸TEAやココイルアラニンTEAのようなアミノ酸系の洗浄成分などがあり、これらの洗浄成分が使用されているベビーソープがおすすめです。
アミノ酸系洗浄成分はお肌に優しいと認識されていますが、サルコシン酸というものだけは特殊でアミノ酸系ながら硫酸系に近い洗浄成分ですので気を付けましょう。
アミノ酸系洗浄成分は最近特に注目を浴びていますが、アミノ酸系洗浄成分が全てお肌に優しいわけではないということです。
お肌への負担となる成分としてよく挙げられるのが防腐剤のパラベンや安息香酸塩、キレート剤のエデト酸塩、香料や着色料、鉱物油、エタノール、シリコン、硫酸系の界面活性剤があります。
これらの成分は無添加の対象となることの多い成分なので、無添加ベビーソープである場合はどのような成分が無添加なのか確認することをおすすめします。
お肌にとってよろしくない成分を避けると自然とお肌に負担の少ない成分で作られたベビーソープを選ぶことができます。
セラミドやヒアルロン酸、コラーゲンなどの良い成分や話題の成分ばかりをみてベビーソープを選んでいると、赤ちゃんのデリケートなお肌にとって必要な優しさ基準から外れてしまった選び方になる可能性があります。
ベビーソープを選ぶ際には、是非、お肌への刺激や負担となる成分がなるべく入っていないものがおすすめです。