混合肌とは
混合肌というのはお肌のある部分は乾燥肌だけどある部分は脂性肌という特徴のあるお肌の状態です。
特に皮脂分泌が多い箇所が脂性肌で皮脂分泌の少ない箇所が乾燥肌というパターンが多くみられ、顔ならTゾーンが脂性肌になりがちでUゾーンが乾燥肌になりがちです。
混合肌の原因としては乾燥肌や脂性肌の原因と共通した部分があります。
日々のスキンケアによるお肌への負担や紫外線、メイク化粧品による負担だけでなく、ストレス環境や睡眠不足、食生活の乱れなども原因となります。
脂性肌というのは皮脂の過剰分泌によって起こりますが、皮脂の過剰分泌の原因の一つとして、お肌の乾燥があります。
お肌に潤いが足りず乾燥しているからこそ、お肌が自らを守ろうとして皮脂をたくさん分泌するということです。
つまり、混合肌とはいっても結局のところお肌のバリア機能が弱っていてお肌が乾燥に傾いている傾向があります。
混合肌に必要なケア
混合肌の場合は乾燥肌の箇所と脂性肌の箇所でケアを分けることが大切というのをよく聞きますが、基本的なケアは乾燥肌でも脂性肌でも変わりません。
たまに脂性肌の方は洗浄力の強い石鹸で洗いましょう！といったケア方法も見かけますが、逆効果になる可能性が高いので気を付けましょう。
先程も言いましたが、脂性肌は乾燥肌と表裏一体の関係です。
脱脂力の強い洗浄剤で洗うことはお肌の潤いをさらに奪ってしまいかねませんので、適度な洗浄力のものを使うことをおすすめします。
要するに、お肌を清潔に保つためにキレイに洗うことはもちろん大切ですが、お肌に潤いを残しながら洗える洗浄剤を使うことが大切です。
乾燥肌には保湿力が必要ですが、脂性肌も乾燥が原因となっていることが多いので、どちらもしっかり保湿できる保湿力の高いスキンケアを選びましょう。
保湿には2種類あります。
一つは水分、つまりお肌自体に潤いを与える保湿です。
二つめは、油分、つまりお肌の表面にある皮脂と同じような役割をしてお肌の潤いを守る保湿です。
混合肌の場合に特に意識したいのは「お肌への潤い」です。
お肌に潤いを与えることによって脂性肌の場合は皮脂の過剰分泌を抑えることにつながりますし、乾燥肌には油分も必要ですが、何より潤いが先決です。
そして乾燥肌も脂性肌もお肌のバリア機能が低下しがちですので、お肌への刺激が少ないお肌に優しいスキンケア化粧品を選ぶことがおすすめです。
赤ちゃんの未熟なバリア機能にも優しく、乾燥からお肌を守るのに最適なベビーソープやベビーローションといったベビースキンケアは混合肌の方のスキンケアにも最適です。
