赤ちゃんは大人以上に汗かき
赤ちゃんのお肌の特徴の一つで汗っかきということが挙げられます。
赤ちゃんは大人よりもとても汗かきです。赤ちゃんが汗っかきな理由は大きく分けて2つあります。
一つは赤ちゃんのあのちっちゃな体の肌表面には大人と同じ数の汗の出る穴である汗孔があるということ、もう一つは赤ちゃんは大人ほど上手に体温調節することができず、基本的に汗をかくことによって体温を調節しているということです。
この2つの理由により赤ちゃんは大人に比べてよく汗をかきます。
汗をかくこと自体はとても大切なことです。
体に不要なものを体外に排出したり、体温を調節するために必要なことです。問題となるのは汗をかいた後、拭き取ったりすることなくかきっぱなしになることです。
汗をかいたままの状態が長く続くと汗腺が詰まって炎症を起こし汗疹（あせも）ができやすくなるだけでなく、雑菌が繁殖して臭いの原因や不衛生につながります。
赤ちゃんの頭がすごい汗クサい！という声もよく見かけますが、それだけよく汗をかいているということなので、しっかりと汗を洗い流すことが必要です。
お風呂で汗を洗い流し清潔を保つ
必要となるケアは入浴時にしっかりと汗をキレイに流して清潔にしてあげることです。
汗を流すだけならベビーソープは必要ありませんが、水をはじいてしまう油である皮脂汚れはベビーソープを使って洗い流してあげる必要があります。
赤ちゃんはお風呂以外にも汗をかいたらこまめに拭き取るなどの対処をしてあげることもオススメです。
とはいっても、汗をかいてすぐ拭き取ってしまうと、余計に汗が出てしまうことにつながったりしますので、適度さも大切です。
入浴の前後以外でも汗はかいてしまいますので、ずっと放っておくのはよくありません。
さらに、寝ている赤ちゃんの背中が汗でびしょびしょにならないように背中部分に吸水性の高いタオルなどを敷いて汗で濡れっぱなしにならないようにしてあげましょう。
そうしてあげることで汗で繁殖した雑菌による臭いの軽減にもつながります。
汗を洗い流すためといって一日になんどもベビーソープで洗うと皮脂を必要以上に洗い流してしまいお肌の乾燥につながりますので、ベビーソープでの洗浄は一日に一回までにしてそれ以外はふきとったりベビーソープを使わずに洗ってあげたりしてあげましょう。
汗を拭きとる際はゴシゴシと拭いてしまうと摩擦による刺激でお肌がダメージを負ってしまいますので、肌を強くこすったりしないように注意が必要です。
