選び方をわからずにただ買い替える
次から次へと化粧品を変えていき、
特定の化粧品を使い続けることのない化粧品ジプシーの方によくありがちな間違いがあります。
選ぶ際の基本を抑えれば自分に合った化粧品に出会える確率が高くなりますので、基本的な選び方を身に付けることが大切です。
化粧品ジプシーにありがちな3つの間違いを挙げてみたいと思います。
①基本的な選び方を知らない
まず一つが「選び方をわかっていない」
化粧品ジプシーの方はちょっとした刺激でも湿疹ができたり赤くなったりする
敏感肌の方が多いと思いますが、
ご自身の肌質に合った化粧品の選び方を知らずにコロコロと買い替えていくのは要注意です。
化粧品はお肌にとってメリットばかりではありません。
配合成分によってお肌に多少なりとも負担を与えています。
お肌がその化粧品に慣れるまでに次から次へと買い替えていくと
負担がかかるばかりでなく、好転反応と肌トラブルの違いに気付きにくくなります。
また、化粧品選びの基本というのは成分確認です。
自分の目で成分を確認してお肌の負担となる成分が入っていないかどうかを確認しながら選びましょう。
②ネットの情報などを鵜呑みにする
二つめは「根拠のない第三者情報を鵜呑みにする」
知人から聞いた話でも、ネット上の情報サイトから得た情報でも根拠を確認するのは大切なことです。
特にネット上にはたいして詳しくもない人が根拠のないおすすめ商品を並べている場合も多々あります。
参考意見としてはいいと思いますが、必ず自分の目で成分を確かめて最終判断をするようにしましょう。
たった一つの意見だけを鵜呑みにして判断するのはやめた方がいいです。
③お肌に必要な保湿力不足
三つめは「低刺激にこだわり過ぎて保湿が不足している」
お肌へのピリピリした刺激等が気になるからといって低刺激だけにこだわり過ぎて、
ほぼ水のようなシンプル過ぎる化粧品を使用していると保湿力が不足する可能性があります。
実際のところ、健やかなお肌の方にこそシンプルな化粧品の方が適していたりします。
敏感肌や乾燥肌の場合は保湿が不足傾向にあります。
それなのにシンプル&低刺激だけを追い求めるとお肌のバリア機能を保つのに必要な保湿力が足りなくなりますので、注意しましょう。
敏感肌や乾燥肌というのはバリア機能が失われていることが多くバリア機能をサポートするようなケアが必要となります。
情報収集を十分に行いコレというものをじっくり試す
化粧品ジプシーの方は自分に合った化粧品を探している方だと思います。
でもなかなか見つからずにコロコロと変えていっている。
基本的な選び方を知らずに商品を替えていくのは先ほど挙げたように効率が非常に悪いですし、
良い化粧品に出合っていたとしても、たまたま肌の調子が悪いことを化粧品のせいだと思ったり、これから良くなる前の好転反応をトラブルだと勘違いしてしまったりして気づきません。
本当に自分に合った化粧品を見つけたいのであれば、
めんどくさがらずに、化粧品に関する情報(特にお肌への負担となる成分について)をしっかりと収集して、自分自身が納得して購入できる化粧品を見つけてある程度の期間は試すことです。
本来なら3ヶ月くらいは試した方がいいのですが、やっぱりどれだけ良い化粧品でもお肌に合わないというケースは生じてしまうものです。
お肌に合わなくてかぶれたり、湿疹ができたりした場合は様子を見た方が良いですが、それ以外はある程度使ってみるというのも大切です。
化粧品は成分の組み合わせで作られていますので、成分知識が付けばつくほど化粧品への理解が深まりより良い選択ができるようになります。
いきなり全ての成分を覚えるなんてことはできませんので、まずはお肌への負担となる成分を覚えるために色んな無添加化粧品の無添加の対象となっている成分について調べてみると良いと思います。