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ベビーソープ選びの決定版!先輩ママおすすめのベビーソープランキング
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【保存版】肌が弱い赤ちゃんの為のベビーソープ選びに必要な3つのポイント

更新日:2016/03/31

赤ちゃんのお肌は皮膚が薄くてデリケートな上に乾燥しやすい。

これは一般的な赤ちゃんのお肌の特徴です。

ですが、赤ちゃんによって肌が丈夫でトラブル知らずの子もいれば、とにかく肌トラブルが次から次へと起こる肌が弱い赤ちゃんもいます。

赤ちゃん一人一人のお肌に個人差があるということです。

今回は「お肌が弱い赤ちゃん」を想定したベビーソープ選びでおさえておきたいポイントを紹介したいと思います。

①最重要!洗浄成分を見極める

固形石鹸を除いた液体タイプのベビーソープの成分配合量の70%以上は水でできています。

その次に多い成分が界面活性剤と呼ばれる洗浄成分です。

ベビーソープのような洗浄の役割を持つ化粧品において洗浄成分の種類はとても重要です。

あと2つ選ぶ際のポイントをお伝えしますが、この1つめのポイントが80%を占めると思ってもらっても結構です。

界面活性剤には大きく分けて3種類あります。
①石鹸
②天然
③合成界面活性剤

です。

石鹸の場合はその善し悪しは原料となる「油脂」、そして「製法」に左右されます。

天然の界面活性剤には卵や大豆に含まれるレシチンというものがあります。ですが、天然の界面活性剤が洗浄力の主力となっているのは見たことがありません。補助的に使われていることがほとんどです。

合成界面活性剤が最も種類によって品質に差が出る洗浄成分です。
合成界面活性剤の印象が悪いのは、「ラウリル硫酸Na」のような洗浄成分のイメージが強いからだと思います。

合成界面活性剤には次のようなタイプがあります。
①硫酸系
②スルホン酸系
②アミノ酸系
③ベタイン系
④タウリン系
⑤石鹸系
⑥グルコシド系
⑦コラーゲンやシルク系

この7種類の合成界面活性剤のうち注意したいのが①と②です。
それ以外の5種類は比較的お肌に優しい洗浄成分が多くなっています。

硫酸系には先ほどのラウリル硫酸Naやラウレス硫酸Naなどがあります。
スルホン酸系というのはオレフィン(C14-16)スルホン酸Naやアルキル(C14-18)スルホン酸Naといった洗浄成分があります。

これらの成分の特徴はお肌への刺激が強く、皮脂を過剰に奪ってしまうということが挙げられます。

肌が弱い赤ちゃんのためのベビーソープには避けたい成分です。

アミノ酸系洗浄成分というのは聞いたことがある方も多いと思います。

シャンプーなどで人気の洗浄成分です。ただしアミノ酸系の中にもラウロイルサルコシンNaのような脱脂力が強く、お肌への刺激がある成分もありますので、注意が必要です。

また石鹸を除いて通常ベビーソープには複数の洗浄成分が配合されています。

大体4~6種類くらいの洗浄成分が使われていることがほとんどです。

全成分で最初に出てくる洗浄成分がメインの洗浄成分となり、その他の洗浄成分は補助的に使われます。

そのため、メインの洗浄成分が洗浄成分の中でも特に重要となります。

いくつか界面活性剤の具体例を載せておきたいと思います。

【ベタイン系】
コカミドプロピルベタイン、ラウラミドプロピルベタイン、ココアンホ酢酸Na

【アミノ酸系】
ココイルグルタミン酸Na、ココイルアラニンTEA

【タウリン系】
ココイルメチルタウリンNa

【石鹸系】
ラウレス-3酢酸Na、ラウレス-4カルボン酸Na

【グルコシド系】
デシルグルコシド、ラウリルグルコシド

【コラーゲンやシルク系】
ラウロイルシルクアミノ酸Na、ココイル加水分解コラーゲンNa

ベビーソープは何はともあれ洗浄成分を確認することを忘れないようにしましょう。

②乾燥から守る保湿力

次に重要なことはベビーソープの保湿力です。

ベビーソープの場合は保湿力といっても洗い流してしまいますので、ベビーローションなどの塗りっぱなしの化粧品とは少し違います。

ベビーソープにおいて大切なことは「お肌の潤いを守ること」です。
お肌の潤いを守るためには保湿成分だけでなく先程の洗浄成分も関係してきます。

洗浄成分については先ほどの避けたい成分を除いた5種類の界面活性剤であれば、基本的にお肌の潤いを守って洗うことができますので、ここでは保湿成分について紹介したいと思います。

保湿成分には大きく2つの種類があります。

①潤いをキープする成分
②潤いを閉じ込める成分

潤いをキープする成分というのは保水力とも言いますが、セラミドやヒアルロン酸などのように水分を蓄えて保持してくれる成分です。

潤いを閉じ込める成分というのは簡単にいうと油です。油は水を通さないのでお肌の表面を油分で覆ってあげることで潤いを閉じ込める働きがあります。

ベビーソープは洗い流してしまうとはいえ、保水成分や油分が配合されている方がお肌の乾燥対策となります。

保水成分と油分の具体例を挙げておきます。

【保水成分】
セラミド、ヒアルロン酸、プロテオグリカン、PCA-Na、ポリクオタニウム-51、アミノ酸、乳酸、ミネラル

【油分】
スクワラン、シアバター、ホホバオイル、アルガンオイル、馬油、オリーブオイル、ココナッツオイル

もちろん保湿成分もお肌への優しさは重要です。
上記に挙げたような成分はお肌への優しさもバッチリな成分です。

肌が弱い赤ちゃんのお肌のためのベビーソープ選びには保湿成分にも着目してみましょう。

お肌へのマイナスを減らす

赤ちゃんのお肌へのマイナスとなる要素は2種類あります。

①配合成分数が多い
②お肌への刺激の強い成分が使われている

配合成分数が多いことが直接お肌への負担となるとは限りませんが、多ければ多いほど配合されている成分の何かの成分がお肌に合わずトラブルが起こるということがあり得ます。

赤ちゃんのお肌のためにはベビーソープの保湿力も大事なので、配合成分数が少なすぎてお肌の潤いを守れないというのも困りますので、なるべく成分数は少なく、なるべく保湿力は高くというバランスが大切です。

お肌への刺激の強い成分の代表としては、
旧表示指定成分があります。

102種類の成分が当てはまりますが、その中には有名なパラベンやラウリル硫酸Naをはじめ、安息香酸NaやEDTA-2Na、セタノール、PGなどが含まれています。

お肌への刺激の強い成分については「無添加」を知ることである程度知ることができます。

無添加とわざわざアピールするくらいなのですから、お肌への負担となる成分が対象となっているはずです。

お肌に良い成分ならむしろ添加したいですからね。

無添加ベビーソープと記載されていたら、どこかに無添加の対象となっている成分が記載されているはずなので、しっかりとチェックしましょう。

先程の旧表示指定成分の他に無添加の対象としてよく見かけるのは、

鉱物油、シリコン、合成香料、合成着色料、エタノールなどがあります。

肌が弱い赤ちゃんの場合は特にお肌への刺激が強い成分が入っていないベビーソープが良いです。

以上が、お肌が弱い赤ちゃんのためのベビーソープ選びのポイントとなります。

是非、肌が弱い赤ちゃんのためのベビーソープを探しているママは参考にしてみてください。

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